教えて、あなたの活動!

「そうだ、TOMI+に行こう! だれでも凸凹文化祭」出店者紹介

 このコーナーでは富谷塾生のチャレンジを身近に感じていただくために、出店者の事前インタビューなどを随時アップしていきます。

 (目次)1 元気なうちから始める終活。~ACP(人生会議)で自分自身について見つめ直そう!~ LinkWorkers 吉崎伸一さん

     2 カフェiRoha 山中春枝さん

     3 Miria 渡辺恵子さん (外部サイトへリンク)

     4 アンチエイジングボイトレ体験 庄司尋代さん (外部サイトへリンク)

     5 アトリエIrono-Ha 湊桃子さん (外部サイトへリンク)

     6 ハピナチュ 藤田寿美恵さん(1) (外部サイトへリンク)

     7 花農家サトーが行ってきた‼️「利益の増やし方」教えちゃいます‼️セミナー 佐藤敏充さん (外部サイトへリンク)

     8 nocolier 熊谷苑子さん (外部サイトへリンク)

     9 CAFE MILLS 渡辺亜沙人さん (外部サイトへリンク)

     10 作業療法士による腰痛・肩こり改善法 リハビリ屋takkyさん

     11 教えて、あなたの活動!〜精神障がい者の想いを聴く〜 仙台スピーカーズビューロー さかいゆうた さん× 居場所妄想会

     12 ハピナチュ 藤田寿美恵さん(2)

教えて、あなたの活動 

 EQプラクティショナー 相澤美香さん

 

なぜ部下たちのモチベーションを上げることができたのか?  

何をやってもうまくいかず試行錯誤の末、たどり着いたものは…?

 

世界が注目する「EQ」(感情知能)EQプラクティショナー宮城県第一号(シックスセカンズ)認定資格をもつ相澤美香さんに心理系YouTuber・ばふちゃんが突撃インタビュー!

 

事後インタビュー1

 

 ハピナチュ〜「地球環境にやさしい」を動きながら~

    ハピナチュ 藤田寿美恵さん

 

「だれでも凸凹文化祭」当日ゆっくりお話しできなかった藤田寿美恵さんの事業・活動への想いなどを、2020年の「富谷(もしかしたら)知り合いかも?図鑑【藤田寿美恵さん】 」のその後として、公開インタビューしました。

Q 今日は突然にご無理を言って申し訳ございません。

 午前中の「身体と環境にやさしい楽しいリップクリームづくり」ワークショップはどのような経緯で開催されたのですか? 

A Instagramを見て体験したいという申し出があり、ならば他の方もいっしょにできないかと思い急遽企画しました。自宅でやることも考えたのですが、TOMI+1階フリースペースは無料で使えるので、助かります。

 

Q ワークショップはよく開催されているのですか?

A だれでも凸凹文化祭やその前身の「妄想大作戦」のようなイベントに出店したり、今日のように個別のリクエストに合わせて開催したりです。たとえば、11月はイベント3件、個別リクエスト1件でした。

 お客さんは一度参加してくれた方が、もう一度いらしてくださったり、お知り合いに紹介してくださったりすることも多いです。ですので、富谷塾で学んだように、自分のファンを増やしていけるといいなと思います。

 

 Q 地球環境にやさしいものを生活やくらしのなかに取り入れることについて、いつから関心が芽生えたのでしょうか?

A 少しでも自然なものを使った方がよいと思いだしたのは、出産して子どものことに気をつかうようになった頃からでしょうか。「たまひよ」などの育児情報・育児書などの影響もあったのかもしれません。

Q 富谷 もしかしたら知り合いかも? 図鑑」でも以前は「花の香りの柔軟剤」のようなものがお好きだったということが書かれています。

A いまでも絶対に自然なものしか使わない!ということはありません。

 お菓子も食べますし(笑)。無理をしないで楽しく自分ができるところから、ナチュラルな生活を取り入れている感じでしょうか。

 

Q 「クレイマカロン」「ファブリックデコ」「ナチュラルクリーニング」「アロマ」という4つの分野のプロとして活動されているとありましたが、どういう経緯で始められたのでしょうか?

A 「クレイマカロン」「ファブリックデコ」は粘土で作るマカロンや既存の物に布を貼り好みにデコレーションする技法です。

 つくるのが好きで、2019年に教える資格をとるために3カ月ぐらいの講座に出ました。

 自然にやさしい「ナチュラルクリーニング」「アロマ」は、そのあとにコロナ禍で活動ができない時期に、教える資格をとりました。

 最初から、地球環境にやさしいだけを考えていたわけではありません。

 

Q 「ナチュラルクリーニング」は、どういうものでしょうか。

A 重曹やクエン酸など自然界に存在するものでお掃除するものです。

ワークショップの時間内で重曹でバスボムをつくっている間に、ナチュラル素材の良さをお話し、重曹に触れて頂いています。

今の時代インターネットで情報を得る事は簡単ですが、大切なところを直接私がお会いして伝えることで、家に帰ってからも続けていただけるのかな、と思っています。人から聞くというのは違うのかなと。

 先程のファンになってもらうということでしょうか。

 

Q 確かに藤田さんから教えられると重曹で掃除してみようと思えそうです。

 教えるための資格を取る講座に出られたのは人から誘われたのでしょうか、

A 講座がある事を知り、飛び込みました。

 

Q それで個人事業主になって、講座を開かれたということでしょうか。

A はい。出産前まで営業事務をしていたので、パートに出ることも考えたのですが、パートをしている自分を想像してもあまりワクワクしませんでした。それより、誰かに何かを教えたり、おしゃべりしている方の自分がよいかなと。以前は勤めるのが当たり前というような価値観をもっていましたが、自分らしく生きてほしいと子どもに願ううちに、子どもの方が自分らしく生きていることに気づきました。

 

Q 個人事業主になるのは大変だったのではないですか。

A 「ナチュラルクリーニング」「アロマ」の私の師匠は富谷塾生の森田ひなこさんで、富谷塾や妄想大作戦の実行委員に誘ってくれたのも彼女です。

 富谷塾に入ったら、ひなこさんや齋藤ちゆきさんが普通にやっておられることでした。なので、あまり大変な感じはしないで、入ってゆくことができました。

 

Q 稼げていますか? 

A コロナもありお小遣い程度です。人件費は出ていないですので、金銭面だけを考えるならば現時点ではパートに出ていた方がよいということになるのかもしれません。

 

   Q 今後の展開について教えてください。

A 講座を実施して開講する機会を増やそうとしています。

 先日も町の生涯学習講座に出たついでに、自分が教えられることをアピールしてきました。

 また、住宅リフォームの会社のイベントに12月に初めて参加します。

 コロナがあけたら、PTAでの年1度の研修会などでも使ってもらえたら嬉しいなぁと、いろいろ広がる道を楽しく考えています。

 

Q 来年度は「だれでも凸凹文化祭」の売り上げNO.1になるか、または来場者400人の凸凹文化祭など相手にしないぐらい成長しているといいですね(笑)。

 最後に「自分では動けない」と思っている人に、何かメッセージはありますか。 

A 私も最初は富谷塾に入るのもドキドキでしたが、入ってみたら自然にできました。思ったときにやってみる、ということでしょうか。

 

Q 今日のワークショップ開催やこのインタヴューのお引き受けと同じノリですね。楽しくおしゃべりさせていただいて、ありがとうございました。

A こちらこそ、いろいろ質問していただいて、改めて言葉にすることで自分の整理になりました。ありがとうございました。 

                               (聴き手 富谷塾 居場所妄想会 古藤隆浩)


事前インタビュー4

11/3 10:30~11:30  3階ミーティングルーム1開催予定】

 教えて、あなたの活動!〜精神障がい者の想いを聴く〜

   仙台スピーカーズビューロー さかいゆうた さん × 居場所妄想会

 居場所づくり・居場所さがしを模索している居場所妄想会では、「ゆるくつながって一緒に活動する場」が居心地のよい居場所になると考えて、さまざまな活動をしておられる方に公開インタビューする「教えて、あなたの活動!」という企画を始めています。

 11月3日は、「仙台スピーカーズビューロー」のさかいゆうたさんに、双極性障がい(躁うつ)の当事者として語る活動についてお伺いします。すこしわかりにくいテーマでもあり、事前にお話をお伺いしてみました。

活動開始のきっかけ/活動で伝えたいこと

Q どういうきっかけで当事者が語る「スピーカーズビューロー」の活動を始められたのでしょうか。

A 2年半前(2020(R2)年1月)に,仙台スピーカーズビューローが主催している,一般市民を対象とした講演会「仙台市民公開フォーラム」に足を運んだのがきっかけです。当時通所していた就労継続支援B型事業所の支援員の方から勧められて参加しました。

 「自分の障害体験を市民や学生に向けて話せる場があるんだ」と驚きつつ感動したため,「自分も活動に参加してみたい」と思って,フォーラムの数日後には,仙台スピーカーズビューローの活動拠点である,東北福祉大学ステーションキャンパス内の「メンタルヘルスプロモーションセンター」に赴き,すぐにメンバー登録を済ませました。

 

Q 活動で伝えたいことは、どのようなことでしょうか。

A (1)大変さをわかってもらいたい?

 う~ん…そういうのはあんまりないですね。

 (2)回復の可能性をわかってもらいたい?

 それはすごく思います。わたしは人や環境に恵まれてはいますけど,特殊な事例(ケース)と思わずに聞いてもらえたらと思っています。わたしは双極性障害と診断される前の自分に戻りたいと思ったことは一度もないのですが,「なぜいま,そう思えているのか」ということを,わたしの語りから感じ取ってもらえたらと,そう考えています。

 (3)回復を示して元気づけたい?

 「ふ~ん,こんなやつもおるんやなぁ」とおもしろがってもらえたらと思います。

 

Q おもしろい人、変わった人が増えると、地域や社会もおもしろいことが増えるかもしれませんね。北海道浦河町の有名な「べてるの家」の「幻聴をネタに笑い飛ばす」というような発想はありますか。

A 普段のスピーカーズビューローの講演だとくだけた表現は控えめで,自分の恥ずかしい失敗談を赤裸々に,ざっくばらんに語るということはありませんが,わたし自身は,そのようなユーモアをもっと盛り込んで話してみたいという欲があります。

 

「躁うつ(双極性障がい)」と「統合失調症」

Q 11月3日は参加者数によっては、ざっくばらんにやりましょうか。

ところで、精神障がいといっても、「躁うつ(双極性障がい)」と「統合失調症」はかなり異なるようですが、いかがでしょうか。

A わたしは幻聴や幻視を体験したことがないので,統合失調症について語れることはありませんが,最近ぼんやりと考えているのは,薬物療法やカウンセリングの限界というテーマです。2~3年前,「トラウマの記憶は脳ではなく,身体の神経系に刻まれる」という理論を知ってからは,ソマティック(身体の)なアプローチにもとづく回復手法について,個人的に研究を深めていきたいと考えています。

 また,神田橋條治先生(精神科医)の「躁鬱病は病気というよりも,一種の体質です」「気分屋が基本気質ですから,「気分屋的生き方をすると気分が安定する」という法則を大切にしましょう」という言葉に今年出合ったことで,気分の波をコントロールしようと躍起になるのではなく,「自分の身体の声にしたがって,この荒波に身を任せつつ乗りこなそう!」というマインドに変化してきました。

 そしてごく最近では,メディアでも話題の心理士:東畑開人さんの著書にハマっています(『聞く技術 聞いてもらう技術』『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』『日本のありふれた心理療法:ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学』という3冊をいま読み進めていたところです)。

 彼の言う「聞くことのちから」という話は,双極性障害や統合失調症などの精神疾患にかぎらず,LGBTQ+などを含む広い意味でのマイノリティとマジョリティがどのようにかかわっていけばよいか,その接点を結ぶ場をいかに創設していくかということを考えるうえで,非常に示唆に富む視点を提供してくれているようにわたしは感じています。

 

Q おもしろそうな本や考え方の紹介ありがとうございます。マイノリティとマジョリティの話は居場所妄想会でも話題になります。私自身は「精神障がい」「発達障がい」の方にはシンパシーを感じます。「障がい当事者として見られること」「ふつうの人と見られること」について、活動を通じて、何か考えるところはありますか。

A どちらの見方にもメリット・デメリットはあるかと思いますが,わたし自身は普段生活するうえで,どちらもあまり意識していないように自分では思っているつもりです(「いやいや,お前めっちゃ意識してるやんけ」とわたしの語りを聞いて感じた方は,ぜひ終了後に声をかけてもらえるとうれしいです。「無知の知」を深めたいので)。

当日聴きに来てほしい方

Q ソクラテスの「無知の知」に気づくと、学ぶのが大切だと思えますね。11月3日は、どんな方に聴きに来てほしいですか.

A  精神障がいやメンタルヘルス,双極性障がい(躁うつ病),依存症,自助グループ,傾聴といったワードに興味をお持ちの方はもちろん,できれば,それらに関心の薄い方にも来てほしいです。

 あとは,将来なんとなく福祉方面に進みたいな,福祉関係の職に就きたいなと思っていらっしゃる10代の方や,子育て世代の方々などにも来てほしいですね。

 それと,最近なんとなく心がモヤモヤしていて,よくわからないけど悶々としている,というような人にも来てもらえたら,もしかしたら何かヒントになるようなことをお話しできるかもしれないと考えています。

 

Q ありがとうございました。当日は、来場者ともやりとりながら「仙台スピーカーズビューロー」でのさかいさんの活動を教えてください。楽しみにしております。

  (2022年10月27日 東北福祉大学 ステーションキャンパス館「メンタルヘルスプロモーションセンター」にて 聴き手:富谷塾 居場所妄想会 古藤隆浩)

事前インタビュー3

【11/3 14:00~15:00 3階ミーティングルーム1開催予定】

作業療法士による腰痛・肩こり改善法~リハビリの視点から健康をサポート~

                 リハビリ屋takkyさん 事前インタビュー

知ることで腰痛・肩こりは改善可能

Q 11月3日の凸凹文化祭の講演を聴いてほしい方はどなたですか。

A 腰痛・肩こりに悩んでいる方、皆さんに来てほしいです。腰痛・肩こりで一般的に常識とされている知識は、作業療法士から見るとちょっと違うことも多いです。知っておくと、腰痛・肩こりの改善や予防につながることをお伝えしたいと思います。

 

Q お話しいただくことを少し事前にご紹介いただくことは可能ですか。

A はい。まず、腰痛・肩こりは、腰や肩に原因がある場合でも、1)生活の仕方、暮らし方を変える、2)椅子の高さを調整するなど生活環境を変える、3)こころやストレスをコントロールする、などで改善できる場合も多くあります。ちょっとした改善や工夫で、腰痛・肩こりが改善できる点をお伝えしたいです。

 

Q 肩や腰の動かし方なども実演していただけますか。

A はい。たとえば、「肩こりの3パターン」という考え方にそって、1)上下に動かす、2)前後に動かす(壁をイメージ)、3)いろいろな方向にまわす(うしろだとポケットにあるものを取るイメージ)やり方など、いくつか皆さん一緒にやってみることを予定しています。腰痛の予防になる簡単なこともやってみたいと思います。

 Q 私も肩こりはひどいので教えてほしいです。

震災がきっかけで個人としての活動を開始

Q 遅くなりましたが、リハビリ屋takkyさんの本職は?

A 作業療法士として仙台市の医療機関に勤める者です。職場の了解をとって、個人的にも活動しています。

 

Q お忙しいなか、個人的な活動を始められたきっかけは何ですか。

A 東日本大震災ですね。震災後不調を訴える患者さんが大幅に増えました。そのなかには、今回お伝えするようなことを知って日々の生活でちょっと取り組んでいただいていたら、病院にかかるほど悪化しなくて済んだと感じる方が多くいらっしゃいました。最初にもお伝えしたように、一般的に常識とされている知識は、作業療法士から見るとちょっと違うことも多いのです。腰痛は安静にしない方がよい場合もあったり、ベルト(コルセット)の正しい使い方などです。

Q 無料でいろいろなことを教えていただけそうですね。私もこのお話をお伺いするだけで勉強になりました。ありがとうございました。最後に一言お願いいたします。

A 11月3日はぜひTOMI+凸凹文化差へご来場ください。また、来場が難しい方は、リハビリ屋takkyのYouTubeでも役立つ知識をお知らせしています。ご利用ください。

 

 リハビリ屋takkyさんYouTubeはこちら 

               (2022.10.26 聴き手 富谷塾 居場所妄想会 古藤隆浩) 

事前インタビュー2

【11/3 TOMI+前駐車場テント】     

  (飲食出店)カフェiRoha 

          山中春枝さん 事前インタビュー

 

 

 二児の母、音楽教室、子育て支援などの仕事をしつつ、上桜木のシェア・カフェ「こん・とん」で日曜日の夜「大人のお子様ランチ」の店カフェiRoha3月より出店されている山中春枝さんに、想いをうかがいました。

なぜ「大人のお子様ランチ」

Q なぜ「大人のお子様ランチ」なのでしょうか。

 A 子どもが「お子様ランチ」を美味しそうに食べているのを見ているのが幸せでした。私は今もハンバーグやカレーが大好きです。若い時に「カフェやるならお子様ランチ出したいな」とぼんやり思っていたこともあります。

 Q  以前からカフェなどお店をやってみたいと思っておられたのでしょうか。

 A 私いろいろなことをやってみたいと思うほうです。ピアノ・リトミックなどの音楽教室が中心の毎日ですが、シェア・カフェこん・とんを始めるときに富谷塾の方からお誘いがあり、「やってみよう、大人にも、大好きなもの一杯載っているお子様ランチを食べてほしい」という気持ちで出店しました。

写真はカレーの大人のお子様ランチ まろやかカレー・ハンバーグ・えびフライ・ナポリタンすべて絶品

カフェiRohaのお名前は

Q とても美味しいです。実際にお店を始められて、いかがですか。

 A 美味しいと言ってもらえたり、知りあいではないお客さんとも「どこからいらしたのか」などちょっとした会話をしたり、家族にも手伝ってもらったり、よかったです。ただ、集客は口コミだのみです。SNSや雑誌掲載などでもお客さんがたくさん来るわけではありません。冬に向けて来店者数は厳しそうですが、数カ月では結果が出ないと思って続けています。

 Q iRohaのお名前の由来は?

 A 音楽でも何でも基礎が大切という想いからイロハと名づけました。

写真はオムライスの大人のお子様ランチ   ボリュームありますよ

いろいろなことをやってみる&文化祭当日の出店内容

Q 音楽教室、子育て支援、カフェなど、いろいろされて大変ではないでしょうか。

 A 私のなかでは、つながっている感じです。音楽教室はお子さんが多いのですが、親御さんにも、音楽で体を動かしたりいっしょにやってもらうようにしています。大人にももっと音楽もお子様ランチも味わってほしい気持ちです。

 Q 113日の文化祭では、食べ比べができるように、300円のカレー、焼き鳥3本、200円のフランクフルトなど安価に美味しいものを提供いただき、ありがとうございます。

 A 春にお店だしてからイベントにも出て、単品販売もしています。今回が3度目です。ご来店をお待ちしています。

 Q 113日またこの味を食せることを楽しみにしています。

写真は食後のデザートとコーヒー  ※記事や写真はこん・とんでの提供メニューのため、文化祭当日のメニューとは異なります

2022.10.9 カフェiRohaにて 

聴き手:居場所妄想会 あみぞう・りえちん・伊藤正毅・藤原有希・古藤隆浩

事前インタビュー1

【11/3 12:50~13:50 3階ミーティングルーム1開催予定】

元気なうちから始める終活。~ACP(人生会議)で自分自身について見つめ直そう!~

           LinkWorkers 吉崎伸一さん 事前インタビュー

人生会議(ACP)とは

作業療法士として訪問リハビリテーションを行うかたわら、人生会議(ACP)を日本中に広めたいと活動を開始された吉崎伸一さんに想いをうかがいました。

 Q なぜ終活や人生会議に関心を持たれるようになったのですか。

 A 終末期のご家族宅に訪問していると、人生の最期の迎え方をもう少し早く家族で話しておけば、本人も「思っていたのと違う」、家族も「心残り」ということなく看取りができる、幸せな最期を迎えられると思うケースが多くあったからです。

 また、自分も今春車の事故で九死に一生を得るという経験をしたこともあります。

 Q  人生会議(Advance Care Planning)とは何ですか。

 A 人生の最終段階の医療やケアなどについて本人・家族・医療従事者と繰り返し話し合うプロセスです。

 欧米では1980年代ぐらいから重視され出しました。医師と患者のインフォームドコンセントを形式的なものにしないためには、どういう最期やケアが良いかを家族なども交えて話し合いを続けるプロセスが大切という考えから生まれたようです。

 日本では2018年に厚生労働省などが「人生会議」という愛称で推進を始めました。

 死に蓋をする文化を変えるために、「LIFEカード」というカードゲームを自作し、あちこちで実施して手ごたえを得ています。 

 Q 11月3日の文化祭でも無料で体験できるとのことで楽しみです。

終末期だけではなく、若い方にも

 A はい、LIFEカードゲームを通じて、「死について考える」だけではなく、「生に向き合う」「悔いのない自分らしい生き方をする」ということを実感するきっかけにしてほしいと思います。そのため、子ども用のカードをつくったり、若い世代にも広めていきたいと思います。

 Q 若い世代にも生き方を考えるきっかけになりそうですね。ただ、親子でやるとなると、親の価値観が入り「親に望まれる子になる」という面を助長しないでしょうか。

 A 親に最大の理解者になってもらうという効果は大きいと思います。日本の子どもたちは、自己肯定感が弱いのは課題です。自分で「〇〇したい」と表明し、失敗してもいいのでアクションを起こせば、これからの社会のなかでよい結果を生むように思います。

 自分の生き方について、子どもから終末期(終わり)について考え続けていってほしい。終わりから考える事で今を大切にして欲しい。そのため、人生会議を若い人、子どもにも勧めてみたい、という想いが強くなってきています。 

 Q 11月3日に、カードゲーム体験とともにゆっくりお話が聴けることを楽しみにしています。本日はありがとうございます。 

(10月6日 BRANCH仙台 まちづくりスポット仙台にて 聴き手 居場所妄想会 古藤隆浩)